東京の温泉の泉質
東京の温泉で度々見受けられる泉質は、ナトリウム-塩化物強塩泉と呼ばれるものです。
「熱の湯」と紹介される温泉がこれで、保湿効果があるとされる塩分が温泉に含まれているため身体を中心から温めてくれるでしょう。
殺菌効果・鎮静効果などがあり、切り傷から皮膚病などまでも肌トラブルに役立つ効果が有名になっています。
加えて、疲労回復や健康増進にまでも良い効果がもたらされます。
東京で人気の「深大寺温泉」「稲城天然温泉」「大江戸温泉」「府中駅前温泉」「八王子温泉やすらぎの湯」などかなりの数の温泉が、この泉質となっています。
東京に立地する温泉で続いて多く見られるのはアルカリ単純泉という名の泉質です。
温泉に浸かった後に肌がつるつるしているのはこの泉質のお陰で、肌に刺激が少ないので小さな子どもや肌の弱い人でも気にせず入ることが可能です。
美肌の湯として知られる温泉は、この泉質をもつ温泉に間違いありません。
肌が受ける刺激が苦手なアトピー性皮膚炎の人にも良い効果があるため、この泉質は高く評価されています。
東京で人気を集めている温泉の中では、「河辺温泉」「奥多摩温泉」「秋川渓谷瀬音の湯」がこの泉質を有しています。
硫黄泉は様々な症状に効くとされ、肩こり・神経痛・関節痛・筋肉痛に効くだけでなく、高血圧や動脈硬化にもアプローチします。
東京の硫黄泉の温泉としては、「鶴の湯温泉」「松乃湯温泉」「蛇の湯温泉」「岩倉温泉」などの名前が出てきます。
どんな温泉に入っても平気な人は良いのですが、体質のためにどれほど望む温泉だとしても適さないケースがあります。
前もって泉質を調べてから、自身の体質に見合う温泉を満喫しましょう。